入院−平成16年3月−



平成16年3月1日。


朝10時、入院。

主人と義姉と共に入院手続きを済ませる。
子供達は私の入院中義姉が面倒を見てくれることになっている。

程なく医師から入院治療計画の説明を受ける。
子宮頸がんUb期。

抗がん剤治療→手術→術後放射線治療+抗がん剤治療
約6ヶ月の予定とのこと。
せいぜい2ヶ月と思っていたのに・・・
半年は長い。
そして・・・ ちゃんと生きてでられるのか?
不安はある。

「がん」はよほど末期でもなければあまり自覚症状がない。
入院したとはいえまだまだ元気そのもの。
これが治療が進むにつれ身体もボロボロになっていくのかと思うと
なんともやりきれない気がする。

とりあえず、一連の検査が始まる。

内診、肺活量、心電図、X線、マンモグラフィー、CCR
マンマ検診、採血、CT、エコー、MRI、腎盂造影。


平成16年3月10日。


検査が終わり、治療計画の説明を受ける。

子宮頚部腺がんUb期、そして卵巣がん併発(あるいは転移)。
なんてこと!
確かに妊娠したときは双子だったけれど、あのときはうれしかった。
でも、こんなものまで二つもいらない!

12日金曜日から抗がん剤投与を開始。

初日、吐き気止めのため朝8時半にベナ錠5T服用。
そしてカイトリル1A、デカドロン3Aを生食50ccと共にまず点滴。
続いてタキソール、シスプラチン(ランダ)、5Fuの3種の抗がん剤の計8本。
続く2日はカイトリル1A、デカドロン3Aと抗がん剤を洗い流すための点滴ソルデム3Aを3本。

抗がん剤の点滴は1週間に1日だけ。
続く二日間洗い流しの点滴。
これを3週続け、1週休むサイクルで1クール終了となる。

私の場合、ほかの患者さんほど副作用が出ない。
ただ、3週目の流しの終了間際激痛があった。
痛みは不定期に襲ってくるがこのときはたまたま手洗いにたっていたため
ベッドで横になれずほんの数mの距離が歩けなかった。
車椅子でベッドに戻る。
でも、なんとか坐薬と安静だけで回復した。

血液検査で肝機能が低下していたため、強ミノをしばらく毎日注射する。

通常、病院のシステム上休みの週は一旦退院となるのだけれど
今回は検査もあるため外泊のみ。

スケジュールが決まっているので外泊の予定が立てやすいのはラッキーかな。

でも、この外泊中にかなり脱毛が増加。
抗がん剤の副作用で仕方ないのだけれど
実際にシャンプーのたびにごっそりと髪の毛が抜けるというのはなんともやりきれない。
いっそ、全部一度に抜けてくれるのならいいのに・・・
帽子無しで人前に出られるのはもう最期かな。



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